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療養型病院(医療保険)か老健施設(介護保険)となる ●厚労省が「医療機関が、退院や転院に向けて努力をしている患者については、 機械的に診療報酬の減額をしない」と保留条件をつけている。 ●障害者手帳発行後は医療保険の使える病院に長く居られる方が、老健施設よりも 経済的な負担が少なくなるのは確実。その為にも、ゼスチャーでも良いですから、 診療報酬が下がらない患者=無理に追い出さなくても良い患者でいる事が必要 ●療養型病院・老健共に、三ヶ月毎に転院(退所)という話が多い。 勿論、病院や施設の考え方・運営によって、長期に入院・入所できるケースもある。 また、療養型病院・老健共、条件の良い所は待機人数も多く、待機リストに載せて貰って 空きを待つ…という事も在る。 それまでは、自宅待機、或いは別の病院・施設に入院・入所しての待機。 ●医療保険とも介護保険とも違う「障害者支援施設」というのもある。 PT/OT/STによるリハビリテーションと、生活支援プログラムが受けられる。 入所、通所のどちらかを選べる。(入所には審査が在る) ●180日(六カ月ではありません)と云う日数制限で、リハビリが完了出来る方々というのは、ダメージが大きい脳幹出血を起こされた方の中では、ほんの一握り。 しかしながら「まだ何も出来ていないのに」と思う内に、退院が目前となる事もある。 先の見通しの立たない内から、また、まだ前向きにきちんと考えられない内から、「次の話題」は心情的にもかなり厳しい。 病院や施設をあたるのであれば、 より良い条件の処へ入る為にも、時には先回りする必要も在る。 ワーカーさんにいっぱい相談してみて下さい。 ワーカーさんが頼りにならない場合は、 役所の相談窓口や、地元の患者の会等にも相談できる。 ●180日過ぎて継続入院できたのは長期入院をしない患者と思われたのが最大の要因。 既に退院後の青写真を持った長期入院をしない患者と思われたのが最大の要因。 ●転院の件ですが、私の父が転院するときも迷った。 でもわたしが結婚して家庭を持っているので母が一人これから先、 ひとりで自宅介護はできないと言い、長期入院(長期療養型)のできる病院を選んだ。 その病院も評判が良くなく、かなり迷った。 ○第一に自宅から近いこと。 これはすごく大事だと思った。毎日のこと。今、近くても毎日毎日のことで大変に思うのに、もっと離れた病院だとこの大変さがもっともっと大きくなってただろうと…。 なので私の考えですが通いやすい病院がいいかな?と思う。 ○もし、自宅介護ができる環境でしたらリハビリに力を入れておられる病院がいい。 ●静岡リハビリ病院で、脳出血等による昏睡状態の寝たきり患者100人(60〜85歳)に対してリハビリを続けたところ、 なんと半数の50人の患者が発症から5.5±1.8ヶ月で意識回復したという報告があります。 http://www6.plala.or.jp/brainx/recovery2000.htm (上記サイトの3/4付近に、 【192〜265 脳出血患者と脳挫傷患者の5割が意識回復、脳梗塞患者の1割社会復帰。 安易に転院させず、中枢神経抑制剤を中止して積極的にリハビリテーションを】 のタイトルで紹介されている。) 静岡リハビリ病院は医療法人でしたが、経営にシビアな私立病院にあっては珍しいほうだと思います。 意識が回復していない状態では、国公立病院や大学病院が比較的に受入可能性は高いかと思います。 コネがあるなら別ですが、1件1件ネット&電話等であたりをつけて、熱意をもって訴求して行くより方法がないかと思います。 ここが胸突き八丁、根気よく、粘り強く、あたってみてください。 ●主人も奥様同様、発症(入院)二ヶ月の段階では開眼のみ意思の疎通はできておらず、 主治医の「そろそろリハビリ病院への転院を考えましょう」という言葉とは裏腹に、 ソーシャルワーカーさんは最初からリハビリ病院は諦めていたようです。 一応、私が探してお願いしたリハビリ病院に連絡を取っては下さいましたが、 「意思の疎通ができない患者は、リハビリに対してやる気があるかどうかも分からないため受け入れられない。」 と言う回答が殆どでした。 主人は少しだけ動く右手人差し指で、YES&NOの意思表示はできてはいましたが。 主人も気管切開&胃ろうです。そのことも含めて、受け入れ先は皆無でした。 「6ヶ月目に意識が回復して意思の疎通もできたとしても、回復期への転院は無理なのですか?」 とソーシャルワーカーさんに聞いたところ、 「今の法律では、発症二ヶ月を過ぎてしまうと「回復期リハビリ病院」への転院はできないのが現状です。」と言われました。 主人は結局リハビリ病院への転院は諦めましたが、転院先を探す上で「リハビリ」は重要条件で できるだけやってもらえる病院を探しました。 有難い事に自宅に近い公立病院への転院が決まり、回復期リハビリはありませでしたが、 前向きな主治医とリハビリの先生とソーシャルワーカーさんのおかげで、私が納得できるリハビリをしていただきました。 二年三ヶ月経った今、嬉しかったこと悲しかったこと辛かったこと悔しかったこと、いろいろありましたが、 今の主人は、両手肘、手首、両足の蹴り、首の動きとほんの少しの動きではありますが、確実に前進はしています。 難しいかもしれませんが病院探し頑張ってみて下さい。 それと、主治医の許可が出れば、極力奥様の体を動かしてあげてください。 リハビリの先生に聞いて、ご主人が動かしてもいいところを動かしてあげてください。 足首は、すぐに真っ直ぐになって固まります。せっかく歩行が可能なってもそれでは歩けません。 私は、そんなことも知らずにいたので後悔しています。リハの先生にきちんと聞いてみてください。 ●次に転院のことですが、うちの場合は在宅介護をする前提で進んだので、少し違うかもしれませんが、「リハビリをさせたい」という強い気持ちを ワーカーさんに伝えることです。 悔しいですが、医療関係者は、こちらが強い気持ちを伝えないと動いてくれません。 うちは担当医師に「ずっとこのまま」と言われて、(セラピストの)命令が入らないからリハビリができないのではないかとまで言われましたが、 今はリハビリが順調に進んでいま |